ストレスが関係している病気
胃腸炎はストレスが原因となることもある
ストレスが関係している病気として挙げられるのが急性胃腸炎です。急性胃腸炎は腹痛や下痢、嘔吐などが主症状となっています。重い場合は発熱を伴うケースも考えられます。急性胃腸炎は胃酸が過剰に分泌されてしまうことで発症するものです。強いストレス負荷がかかると、胃酸が過剰に分泌されやすいのでストレスに関係する病気だと考えられています。身体的な病気の分類で言えば、突発性難聴もストレスの影響で発症する病気です。強いストレス負荷がかかることによって突然耳が聞こえにくくなる病気なので急に耳が聞こえにくくなったことで、さらにストレスを溜めてしまう人も多いでしょう。治療が遅れると聴力が失われてしまうケースもあるため、突発性難聴になったときには早期の通院が必要だと考えられます。
他人には伝わりにくい病気もある
ストレスが関係している病気には自分以外の人には伝わりにくい病気もあります。例えば「うつ病」と呼ばれる病気は過度なストレスによって身体的にも精神的にも大きなダメージを受けてしまうものですが、周囲の人からは理解されにくいものだと言えます。過度なストレスを受けたことによって脳内にある神経伝達物質がバランスを崩してしまい、うつ病を発症します。思考能力や判断能力が低下するだけでなく、あらゆるものに対する興味や関心を失ってしまうので仕事だけでなく日常生活にも支障をきたすパターンもあります。身体的な部分で言えば、頭痛やめまいを引き起こすこともあるでしょう。他にも自律神経失調症もストレスと密接な関係を持った病気として挙げられます。